世界3大美女の一人と言われ、その美しさから多くの人を魅了したと伝えられているのがクレオパトラ7世です。彼女の見た目はもちろん美しいですが、人間的な魅力も計り知れなかったそうです。
美容法として行っていたのは、金やはちみつ、ザクロ、他にはバラの香油や炭酸泉に入ることだったと伝えられています。今回は、その中でもザクロの美容成分を取り上げていきます。
■ザクロとは何か
◯ザクロは漢方としても用いられていました。
ザクロとは、ミソハギ科ザクロ属の1種の落原小高木また、その果実のことです。食用部分である実は、種子を覆う形で発達しています。
一般的には、赤い実のザクロが有名ですが白いザクロや黒い果肉のザクロもあります。赤い実のザクロが中国でも紀元前200年前頃から漢方薬として利用されていたとされています。
◯ザクロに含有されている栄養素とその量
100g当たりとして
・ビタミンB1 0.07mg
・ビタミンB2 0.05mg
・ビタミンC 10mg
・マグネシウム 10mg
・リン 12mg
・カリウム 250mg
が含まれています。
ザクロ果汁に含まれる成分で特にエイジングに効果が期待される有効な成分は、ビタミンCです。抗酸化作用が高く、活性酸素から細胞を守り、コラーゲン産生を促進するので肌老化を防いでくれます。また、肌に弾力やハリを与える効果やメラニンの生成を抑えシミの予防改善する効果もあります。
さらにカリウムの含有量は、フルーツの中でもかなり豊富で体内の水分を排出してむくみを改善させます。よってザクロの成分は、基礎化粧品に使われることも多くジュースや酵素ドリンクとしても使用されています。
これを摂取していたとされているクレオパトラは、体の内側からエネルギーに溢れていたのではないかと想像できます。
■ザクロの成分が他にも女性に嬉しい効果をもたらす
◯ザクロのもう一つの注目成分エストロゲン
ザクロには、天然成分エストロゲンが含有されています。ザクロの種子の部分に多く含まれており、女性ホルモンに似た働きをします。エストロゲンは、女性ホルモンの1種で女性の美肌とは切っても切れないものです。
卵巣から分泌するホルモンは、女性の肌の若さを維持するのに大切なものです。月経後から排卵期に向けて分泌し、肌の真皮部分のヒアルロン酸やコラーゲンの産生を促します。卵巣の働きは30代半ばから低下し、50歳前後で迎える閉経期に女性ホルモンは急速に減少します。この減少を補うことで美肌を保つことができるのです。
どの年代の方でもそうですが、個人差はありますが必ず衰えを感じるようになります。体の不調と同時に肌も不安定で敏感になりやすくなるためその時にあった必要なケアをすることが大切になります。自分の変化を受け入れることができたら心身が落ち着いてきます。自分のためにできることをするのは、現在だけでなく未来の自分をも守ることにつながります。
■日常に取り入れるには
◯ザクロのオススメの食べ方
ザクロの食べ方は、簡単です。不思議な形をしているので少し戸惑う方もいますが、ヘタを切り取ったところに切り込みを入れ、あとは手で身をさいて粒を取り出すだけです。水を張ったボールの中で取り出すとスムーズに取り出すことができます。生でそのまま食べても美味しく、サラダに混ぜたりするのもおススメです。
◯生のザクロは手に入らないという方は
ザクロそのものは、日本ではあまり流通していないということもあるので濃縮されたザクロエキスを購入すると忙しい方でも習慣的に摂取しやすいです。ミネラルウォーターや炭酸水で割ったり、少しあたためてから飲んだり、飲み方は工夫できるので飽きずに飲めます。
これも毎日飲むことがオススメです。最近では、ザクロの研究も進み、ザクロの種子から抽出する食用オイルもあり、日本でもより身近になってきているので手軽に取れるようになっています。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。現代にまで言い伝えられるほどの美人だったクレオパトラが実践していたと聞くとチャレンジしてみたくなりますよね。
多くの美容法やダイエットに言えることですが、まずはやってみないとどう変わるかは分からないものです。まだ、自分にあったものが見つけられてないという方も取り入れやすいので、これを機にチャレンジしてみて下さい。
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